AppleはAppStoreでアプリの配信を管理する、「iTunes Connect」というwebサービスを用意してます。
アプリの登録申請、アプリページに公開する説明分やスクリーンショットの編集、アプリのダウロード数や売り上げ管理のデータ・グラフの提供、支払いに関する講座設定など、いろいろな情報を閲覧・編集できる。
アプリ申請
アプリ申請は複雑ではないが、いろいろなステップが必要。
アプリの登録にはまず
・アプリ名
・SKU Number(アプリ識別用)
・Bundle ID(アプリ識別用)
・アートワーク(iOSアプリの大きなアイコン画像)
・各言語での紹介文
・アプリのスクリーンショット
・Rating(暴力表現・性的描写の程度を表す)
AppStoreに公開することは、米国からの輸出に当たるため、輸出制限に引っかかります。
HTTPSなどの暗号化処理を利用したり、含んだアプリの場合は
EAR(Export Administration Regulations)
という規制に対応する必要もある。
準備ができると、最終的にアプリのバイナリをアップロードできます。
XcodeのOrganizerとツールで
アプリピロジェクトのアーカイブよりディストリビューションを生成
↓
検査
↓
アプリのアップロード
と、なります。
紹介文やスクリーショットは後で編集可能です。
アプリ審査から公開
アップロード完了後は、アプリの審査待ちになります。
1、2週間が目安になり、初期リリースの方が、バージョンアップよりも時間がかかります。
審査が完了すると、指定公開日が指定なければ自動的にAppStoreに公開されます。
審査終了の連絡から数時間するとダウンロードできるようになる。
審査でリジェクト(拒絶)される事もある。
リジェクトされると基本的にリジェクト理由が明示されます。
iTunes Connectに審査側とやりとりする掲示板のようなものができます。
そこで異議申立することができます。でもそれだけでは、ほぼ審査に通らない。
ただ内容によっては回避方法を教えてくれる場合もあります。
審査はiOSアプリ開発における最後にして最大の関門です。
リジェクトさらると、修正・そしてまた審査待ちと、大幅に予定が遅れます。
いろいろな事例を調べて、審査前にリジェクトされないように準備する方がいい。