日記

遠い地で先輩が亡くなった

15日、めったに電話の無い人から電話があった。

先輩が亡くなったとの事。
11日に亡くなり、葬式が今から行われようとしてるとの事。

最初は信じられなく、言葉も出なかった。

遠い場所なので、かけつけれる訳でもなく…

とりあえず仕事の途中だったので、仕事に集中しようとするけど、できない…

なにも無い様に過ごそうと思えば思うほど、ぎこちない自分がいたり…

気持ちを紛らわす為に周りの人に連絡することで、逃げている様な…

そんな中、色々と思い出す。

社会に出た時に色々と教えてくれた人だった。

トラブルがあった時に、お前に任すと席を外し、一人きりにされ、どうしようもなくその場から逃げた時に、外でタバコを吸っていて、先輩も悩んでいるんだろうなぁと感じたり。

また、犬が怖いので犬のいるところに行きたくないと言われ、自分も怖いのにそれはおかしいと、くだらない事でケンカして、結局2人で恐々行ったら犬なんか全くいなかったり。

社員旅行でプールにほんま担がれて投げ込まれたり。
全然嫌な気がしなく、楽しかったのを覚えている。

家に呼ばれた事をあって、奥さんが凄くテキパキして気がきく人で仲良さそうだったこと。
娘さんもまだ小さくてかなり可愛かったこと。

残された家族の事を思うと、さらに辛くなる。

体調が悪いとは、少し聞いていたのもあったけど、ほんと急な事でびっくりした。

近くにいれば、何かできたかもしれないのに、遠い地からの連絡で…

最後にいつ喋ったかと考えると、もっと色々と話をしておけば良かった…
元気なうちにもっと会っていれば良かった…

考えても仕方ないんだけどね。

悲しみってなんだろうね。
人の死ってなんなんだろうね。

歳をとるたびに、こういった事が増えていき、気持ちが強くなって行くのか、それとも慣れていってるのか…

生きることについて、改めて考える機会になったのかな。

人は必ず死ぬ!
自分も必ず死ぬ!
形あるものは必ず無くなる!

改めて認識!
永遠に続くことはない…

自分も明日?今死ぬかもしれない…
大事な人が明日は居ないかもしれない…

死を意識する事で色々考える事があり、また考える機会になる。

それが最後に先輩がくれたメッセージなのかもしれないかな…
なんて綺麗ごとみたいに片付けるのは難しいのかな…

とりあえず、
後悔しないように!
今を大事に!
今関わる全ての人を大事に感じる様にしたい!

この悲しみに慣れたくないな…
でも慣れていくんよな。

残酷かな、お腹は空くし、たくさん食べるし、楽しい事があれば笑うし、楽な事が有ればそちらに流れるし(^-^)

気持ちの整理が出来ないって訳ではないけど、この気持ちを忘れない様に過ごしたと思う!

15日…
葬式の日…
先輩の誕生日でした…

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