2023アイアンマンケアンズ レースレポート
天気
凄く環境のいい中でのスタートとなりました。
雨は降らず、ほぼ曇り空でしたが暗くなる訳でもない程よい曇り。
特に海のコンディションは、ケアンズではありえないくらい穏やかな海との事で、凄く凄く恵まれてました!
いよいよレーススタート。
スイム 3.8km
スイム予想時間により、ゾーンがわけられてのローリングスタート。
思ったより緊張してない自分がいてる感じの中、海に入る。
試泳の時にも感じたとおり、水温が冷たくないので変な緊張や呼吸が乱れる事なくスタート。
水温が低くない事がこれほどプラスになる事を改めて実感!!!!
このままいけば、いつもの練習の様に泳げばいいだけだ!
と言い聞かせながら泳ぐ。
大抵、第一ブイまでいくと気持ちが落ち着くんだけど、そこに行くまでもなく落ち着いてる自分に安心しながら泳ぐ。
ゾーン毎のスタートで、しかもローリングスタートだったのでスタートの混乱がなかったのも良かったかもしれない。
でも、いつまでこの冷静な泳ぎができるのか?
という不安な気持ちが襲うなか、出来るだけ前向きな気持ちでのんびり泳ぐ。
水中での視界は最悪…
Garminウォッチのタイムなどの情報が全くみえない。
なんかある意味それが良かったのかも。
余計な物が見えなくて邪念が出ないっていうかw
海の状況は全然良かった。
後で聞いた感じだと、ありえないくらいベストコンディションだったみたいです。
もうちょっと荒れていてもケアンズらしくて良かったかも!
って後で思ったりw
そんな感じなので、順調に泳ぐ。
抜かす事はないけど、時々抜かされたり、足をタッチされるくらいで、特に問題なく泳ぐ。
ゆっくりを意識して泳ぐと2周目に入る分岐点に。
早く到着できたイメージの中、Garminウォッチを全然チェックしてなかったで確認。
あえて見ないで泳いでいたのですが、落ち着いてるのもあって見ようとすると…
水中では見えないから腕を水面からあげた時に見ようとすると、朝日が眩しくて全然見えない…
まぁ今まであえて見なかったし、見えないくらいがいいや!と開き直って、淡々と泳ぐ。
コースを折り返したら、陽射しの向きが変わるのでその時に確認。
と言っても確認するのは距離のみだけど。
距離的に半分を過ぎたくらいでしたが、気持ち的に楽ですごく落ち着けてるので安心感を感じながら落ち着いて泳ぐ。
なんかいつもの二色の浜での練習とほんと変わらない感覚w
2周目入ると若干波が高くなった感じもあり、ブイを見失う事が増えましたが、全く見えない訳でもないので、順調に泳ぐ。
順調といっても、思ってた方向にブイが無くて焦ることもありましたが、修正しつつ泳ぐ。
この修正がまた気を紛らわしてくれて助かった感じもする。
2周目に入りしばらく泳ぐ…特にバトルもなく淡々と泳ぐ感じ。
残すは直線のみって感じになると、ついにアイアンマンにチャレンジ、ケアンズに来てるんだ!となんともいえない感覚に。
スイムはただダラダラ低燃費で終わらせて、バイクは抑えつつ頑張って、ランはなんとかなるだろう!
って感覚でいたので、スイムが疲れもなく無事終えれそうな安心感とバイクとランへの不安を考えつつ、いよいよスイムアップ。
スイムログ
スイムアップ時にラップボタンを押すのを忘れていて、トランジションエリアで着替えてる途中でラップボタンを押したのでちょっと誤差がありますがw
トランジション1 スイム→バイク
スイムアップの時も特に混乱もなく!
まぁ遅いので人が少ないってのもあったでしょうけどねw
応援してる人がいるので、一応小走りで先を急ぐw
シャワーが用意されていたのはありがたかったです。
事前のトランジションツアーで塩を流さないと熱中症になりやすいみたいな事を英語て言っていた気がするので、一応念入りに水で流そうと思いましたが、ウェットスーツも着てるし、適当にして先を急ぐ。
急いでも仕方ないんですがw
そのまま前日にラックに掛けておいたバイクトランジションバックを取って更衣室に向かう。
更衣室はテントですが、地面はむき出しで芝生の上にイスが置いてるだけの様な場所。
まぁゆっくりウェットスーツを脱いだり準備ができるんだけど、芝の汚れがウェットスーツにつきまくった…w
ウェットスーツを脱いで、バイクの準備と補給食を摂取したり。
行きのシャトルバスで隣だった方がいて、スイムが得意と言っていたが何故か足が攣って大変だったとの事。
これこらまだまだ続くレースに対しお互い励まし合いながら、先にバイクにいかれました。
予定していた補給食の半分くらいしか食べなかったかな?
いつもの友達がやって来てるのを確認し安心しながら、バイクへいよいよ移行。
着替えや準備を終え、きちんとバイクトランジションの袋にしまう。
ボランティアの方が回収してくれるのがありがたい!
いつもの事ながら、なにか忘れてるのではないかと思いながら更衣室からバイクを置いているラックに向かう。
向かう途中にトイレがあるので立ち寄る。
全然混んでなくて良かった。
まぁ何度も何度も言いますが、遅いからでしょうねw
出す物をしっかり出して、バイクへ!
出したものは小さい方でしたよw
バイクに行くと今までの大会と違って更衣室でほぼ準備が完了してるので、ヘルメットを被ってすぐにスタートする感じ。
トランジションエリアをゆっくりバイク押しながらスタート地点に向かう。
バイクをサドルを持って走りながら押してる人ってかっこいいよなぁと思いながら、ゆっくりマイペースで歩く。
サドルを持ってまっすぐバイクを押すのんって苦手…
みんななんか特別な事してるから簡単にしてると思っていたけど、あれって普通の事みたいですね。
苦手なので、また練習しとこw
そんな事を思ったのかな?
話はそれましたが、いよいよバイクスタート。
T1タイム
バイク 180km
とりあえず、T1付近のコースを2周する為に走りだす。
バイクに問題ないか確認するかの様に走り出し、特に問題無さそうなので安心しつつ、とりあえず様子見とばかりに軽く走る。
若干のアップダウンのある中、マイペースでライドしてると、意外とどんどん他のバイクを抜いていける感覚。
スピードメーターを見ると35km以上は出てたかな?
飛ばし過ぎ感はありましたが、そこまで苦じゃないのでそのまま漕ぎ続ける事に。
噂通り、路面の状態はよくないかな…
しかも時々、キャッツアイがあるので踏みそうになる…
スイムの疲れやダメージが全くない感じで、進む。
思ったよりアップダウンがあるなぁと思いながら、海岸線沿いの道は気持ちいい!!!
DHポジションで駆け抜ける感じなのであまり景色を眺められないのが残念ではありつつ…
なんとなく淡路島の南側のコースみたいだなぁと思いながら走る。
といっても、途中ジャングルみたいな日陰があったりと飽きない感じで走れたかな。
路面がガタガタのせいか、ボトルや補給食が落ちまくっていた。
サドルボトルゲージが落ちてたり…
路面が悪いとの事で、色んなところを増し締めしといて良かったと思う。
追い風なのか、気持ちよく順調にスピードに乗って進む感じ。
でも、急な坂も多い…
誰やケアンズは平地で走りやすいって言ったのは!?wとか思いながら、バカほど急な坂ではないのでそれなりに走る。
それなりと言っても、ヒルクライムが苦手なので明らかに上りに入ると、平地や下りで勢いよく抜いた人に簡単に抜かれちゃう…w
ヒルクライム鍛えたいと思うけど、しんどいしなぁw
今回バイクコースでフロントはインナーを使う事なく走れたので、急な坂といってもそんなレベルです。
流石に後半はインナー使いたいなぁと思う時もありましたが、ダラダラのぼるよりパワーをかけてでも早く終わらせる感覚で走れるくらい坂だったのかな。
今回、導入したDHバーのエアロボトル。
自分なりに改良して飲みやすいぜ!と思いながら飲んでいたのですが、
途中から・・・・
あれ?なんか生臭くない???
って感じに。
最初から気付けよ!w
って思うくらい鈍感な自分ですが、もう相当飲んでるし、ほんまに生臭いのか確かめる為に追加で飲んだり…
それでもお腹の調子が悪いとかないので、このまま利用するしかないと覚悟しつつ、ちょいと敬遠しながら飲みながら走る…
そんな中、今回バイクでの初めてのエイドステーションを体験。
ボランティアの学生さんなのかな?
ボトルを渡す為に並走もしてくれて、めっちゃありがたい!
感動と感謝!!!
よくわからなかったので、とりあえず水入りのボトルを貰い、詰め替えたりする必要もないので、身体にかけて冷やす水として利用。
エイドステーションはこんなものかと理解できたので、次に考えるのは生臭いエアロボトルをどうするか?問題。
結構鈍感で丈夫な自分の身体で、今も問題ないのでそのまま飲み続けてもいいか!
と思ったのですが、やはりリスクは極力なくしたい!
って事で、DHバーのエアロボトルは完全に無いものと考える事に。
エイドステーションでの水分補給でなんとかなりそうな気がしたのんで!!!
飲まないと決めてからエアロボトルの中身はそのままにしてたんだけど、後々考えたら中身だけ全部捨てて少しでも軽量化しとけば良かったかなw
DHバーのエアロボトルを使わないってなっても、フレームに別のエアロボトルが2つ。
EAAを溶かしたボトルと真水。
真水は身体にかけて冷やす様にと考えていたけど、これを飲む用に変更!
エイドステーションで貰える水で身体は冷やす事ができるので!
エイドステーションで貰える水が冷たくて気持ちよかったのもあってりで。
サドルボトルゲージにも予備として、真水の普通のボトルがある。
EAAのエアロボトルから消費して、空になったらサドルボトルゲージのボトルにアミノバイタルECCAを溶かして使用する事にしよう!と決めて走る。
だいたい20km感覚で、チビチビアミノバイタルなどの補給食を摂取。
もうすぐ、最北端の折り返し地点かな?ってところで左に曲がり距離を稼ぐ為だと思うけど迂回する。
その道がさらに路面状態がゴツゴツで悪い…
道も狭いし…
この区間はのんびり温存コースだなぁと思いながら、走っていると折り返し地点。
折り返して来た道を慎重に走るぞ!って感じで走っていると、すごい応援があってちょいと元気を貰うw
元の道に戻りしばらく走ると、折り返し地点。
折り返し走っていると、明らかにスピードが落ちている事に気付く…
まぉ行きは追い風だったんだろうから、帰りは向かい風ってのはすぐに理解出来ただけど、明らかにパフォーマンスが落ちているのを感じる。
行きに抜いた人達に逆にどんどん追い越されていく。
まぁ仕方ない…
ここで焦ってもまだまだ先が長いのでマイペースで走る様に心掛ける。
来た道を戻る感じだけど、なんか新鮮!
エイドも数カ所、身体だけ冷やす作戦で通過。
相変わらずの上りのキツさに参りながらも進む。
帰り道の方が坂的にはしんどかったかな。
もうすぐ2周目に入る折り返し地点付近に、パーソナルニーズバックを受け取れるエリアが。
パーソナルニーズバックというシステムがはじめてなのでドキドキでしたが、ただバイクをラックにかけて、預けたバックの中を利用するだけでした。
しかもバックはボランティアの方が持って来てくれるので非常に助かりました。
ここで行きのシャトルバスで隣だった人と遭遇して会話。
実は抜きつ抜かれつの感じでここまで来たので、お互い励まし合いをしたり!
朝食で食べる予定だったけど朝ホテルで食べれなかったおにぎりを、とりあえずバックに入れていたのですが、問題なく食べれました!
お互い同じ店のおにぎりを食べてて、ここでも奇遇な感じで盛り上がりましたwww
お互いを応援して、コースに戻る。
なんか励ましあえる仲間がいてほんと凄く嬉しくて精神的に助かりました!!!!
すぐに折り返し地点があり、折り返し、今まで走ったコースをもう一度走る。
同じコースを走るので、認識してるコースを走る安心感と、
もう一回あそこを走るのかぁ…と、
メンタルやられそうになりながら、折り返し2周目スタート。
1周目で風の向きやコースの状況がわかっているので、北側に向かう時はちょっとだけ無理してでも、スピードをあげていく作戦に。
思ったとおり、追い風と微妙に自分にあったアップダウンのリズムで、南向きの時とは全然違う感じで走る!
やはり北向きはスピードに乗れてる感じがして気持ち良く走れた!!!
数台のバイクを抜いて順調に走るなか、抜く時に道路にあるキャッツアイをおもっきり踏んでしまった時は、
やってもうた!
と思ったのですが、パンクせずに耐えれた。
キャッツアイ以外にも大きな穴にハマったりで危ない時が数回ありました。
路面が荒れてるコースは気をつけないといけないね!
気をつけるといえ、どうしようもない時はあるかもしれんけど…
2周目になると、周りにバイクが少ない状態の中走る。
エイドステーションでは、水を体にかける作戦で順調に。
今思えば補給食も配られてたみたいなので、貰っておけば良かったかな。
まぁただ味見的な感覚ですがねw
距離をある程度走っての達成感と、まだ半分くらいしか終わってないと思う絶望感を感じがら、体力的には限界って訳ではないので、マイペースで走る。
見慣れた左折する迂回ポイントでは、路面状態が悪いのは認識済みなので、1周目より少し考えながら速めに走れた気がする。
ここでの応援でまた元気を貰い走る!
折り返し地点を通り、後は南に向かう苦しい区間のみになるのを覚悟して走る。
どんどん抜かれるんだろうなぁと思いつつ、そこまで抜かれる事もなく走る。
ふと景色を観ると綺麗な事に気付き、癒されたりしながら。
でもこの辺りからお尻が痛くなる…
まぁ耐えれないって訳でもなく、時々ポジションを変えたりして走る。
フレームのエアロボトル2本、サドルのボトルの水が全てなくなり、次のエイドステーションでの作戦を考えつつ走る。
次のエイドでは水を貰い、バイクから左足だけを下ろして止まって、サドルのボトルに水を移す。
その時、バランスを崩してバイクごと転けそうになった。
右足のクリートがなんとか外れて耐えたけど、やばかった…
ボランティアの方がいる前で、盛大に立ちゴケするところでしたw
とりあえず水はなんとかなる分を確保できたので、エイドから再スタート。
次はパーソナルニーズバックのポイントを目指す。
お尻の痛みと明らかにペースが落ちているのを感じながら・・・・
あまり記憶にないんだけど、この辺りでちょっと脚が攣りそうな予感が出てきたり・・・
上りでパワーをかける様な走るをするとヤバいかな???
なんて思っていたような気がするけど、結局バイクでは脚が攣る心配はあまりなかった気がする。
しばらく走って、パーソナルニーズバックのポイントに。
先程ボトルに水を入れたところにアミノバイタルBCCAを混ぜて、スポーツ羊羹など糖分を補給。
トイレがあったので、ゆっくりトイレをしよう!
と思って待ったのですがなかなか空かないので、我慢できそうなので、そのまま行くことに。
パーソナルニーズバックのポイントを過ぎると、すぐにコースの折り返し地点に。
2周回走ったので、今度は新たな道、真っ直ぐ進んでケアンズに向かうコースへ。
ここから30kmだけど、強い向かい風との戦いとなるとの事を聞いていたので覚悟して進む。
新たなコースなので新鮮さを楽しみながら走れるので気晴らしになると前向きに考えつつ走る!
一般道路の路肩部分を走る感じで、狭く、また定期的にキャッツアイがあって、気をつけて走らないといけない…
この頃になると、一緒に走るバイクは前後の遠くに見える感じに。
前に追いつくも、道が狭くて抜くのが難しい感じ…
まぁここは体力温存って事で、ゆっくり走りつつ、タイミングをみて抜いたりしながら進む。
向かい風は確かに吹いてそうだったけど、想像より辛くない感じだったので、気持ち的に楽に走れたかな。
時々抜いたり、逆に抜かれたり…
抜かれる時に驚くのが、女性で明らかに体格がいい人が多い事!
凄いなぁと尊敬しながらも、一気にちぎられるんですがw
市街地を走ると海外独特の交差点のラウンドアバウトの方向がわかりにくいかったりで走りにくかったり…
単独で走ってるみたいな事も多くなり、前についていけばいいやって訳でもなく、ちょっとわかりにくかったかな・・・
そんななか、バイク終了までの距離はだんだん短くなる。
20kmぐらいだから、時速20kmくらいで走ったら後1時間…
まだまだと思ったり、それだけやんと思ったりの気持ちが頭の中をグルグル回る。
向かい風でペースが落ちてるといえど、時速25〜33kmで走れてる。
思ったより早くT2に行けるかもと思いつつ、劇的に10分程度で行ける訳でもないので、どちらかと言えば多めにかかる時間を見積りながら走る。
街並みや人の多さにどんどんケアンズに近づいてる実感を感じながら走ると、横をランコースが。
えっー!!
ランコースこんなところまで走らんとあかんの???
みたいな、悲しい気持ちになりながら進む。
まぁ走る距離は一緒なんでどこを走ろうが関係ないんですがねw
ランコースを走っている人を見ながらしばらく走る。
ランで走ってる人って、自分より全然速いわけで・・・・
当たり前ですが、自分より凄い訳で、ちょっと自信を無くしつつバイクで進むと、段々見慣れた景色に!
見慣れた景色になると、応援が凄い!
ほんと応援が凄すぎて、嬉しいし、バイクが終わるという達成感でほんとテンションがあがる!!!
やっとバイクゴールっていう安心感もあってか、かなり気持ちよく、応援いっぱいの最終のコースは張り切って走れたと思うw
バイク終了地点がみえ、バイクから降りてる人が見えだし、自分もいよいよバイク終了。
バイク ログ
トランジション2 バイク→ラン
ちょっとの達成感と、残すは苦手で苦痛のみのランが…と思いながらバイクを押してT2へ歩く。
バイクはボランティアの方に預けると、指定のバイクラックに持っていってくれるので凄く助かった。
またボランティアの人の頑張ってね!の声掛けも凄く嬉しかったね!
ランのトランジションバックをラックから取り、更衣室に向かう。
ランの更衣室はバイクより綺麗で、これまた遅いので人が少なくてゆっくり出来たかなw
バイクと違って準備も少なく、また忘れ物があったとしても、エイドステーションが充実してるし、歩いてでも完走出来るだろう!
って事で気が楽でした。
T2タイム
ラン 42.195km
隣の人と励まし合い、いよいよランスタート。
ランの前にトイレに小を。
この時おしっこの色が、人生として最高に濃い鮮やかな黄色でした!
着てるウェアと同じくらい黄色かったかなw
時間的にランは無理しなくても完走出来そうなので、ある意味力を抜いてランスタート!!!
力を抜いて走るつもりだけど、周りからの応援が凄く頑張ってしまいがちw
焦る事なく、マイペースで走りだしたんだけど、昔からよりマシだけどお腹などの脂肪が揺れまくってる事を感じながら、恥ずかしいなぁと思いつつ走るw
バイクを終えてのラン、何故かいつもの事なんですが、楽に走ってるつもりで全然しんどくもないんだけど、自分が思ってるよりいいペースなんですよね。
キロ6分半くらいで走ってるつもりが、5分半くらいでした。
しんどい訳でもなく、まぁ別に無理してペースを落とさなくてもすぐにペースが鬼の様に落ちるので、走れる時に走れればいいや感覚で走る。
ペースを確認すると同時に心拍数を確認すると、160前後で安定してる。
前までだったら一気に180くらいにあがって下がる事がなかったんだけど、心拍的にもまだゆとりがありそう。
身体が軽く感じ、思ったよりペースが出るのはスタートして2キロくらいまで…
やはりランはしんどい…
救いなのは心拍数が低い状態で安定してたこと。
ランコースは4周回コースなので、とりあえず10kmの1周は走り切ろうと目標を立てて走る。
レストラン街を通ったり、桟橋みたいな場所を走ったりと驚きと新鮮さを感じながら、街中を走るのでめっちゃ声援を受けながら走る!てか走らされたかなw
とりあえず1周…
とりあえず1周…
最初に10km消化したら、例えしんどくても気持ち的に楽になると自分に言い聞かせる様に走る。
ランのコース上には沢山のエイドステーションがあるのはほんと良かった!
とりあえず1周…と思いながら走る…
そういや、外はまだ明るい状態。
自分の予定や予想では、ランは暗くなってからのスタートと思っていたのに、明るいうちに走れてる事にちょっと余裕を感じつつ…
でも明るいって事は気温が上がりがちで、苦手な感じになる訳で、もともとはランは涼しい暗い時間を走るつもりでいたのもあり、無理はほんとしない様に走る。
盛大な応援がある市街地を抜けて、ちょっと人の少ないコースに。
ずっととりあえず1周走る…しか考えてなかったかなw
バイクコースと重なる部分に差し掛かり、ここを先見てたんだなぁと思いつつ、羨ましく思えたランまで行ってる選手に自分もなんとかなれている事の安心感なんかを感じながら、折り返し地点はまだか?と思いながら走る。
折り返し地点が5kmくらいの場所かと思っていたら、7kmぐらいの地点でメンタル的にしんどかった…
ちょうど折り返し地点でバイクに乗っている友達と遭遇してお互い励まし合い!
ほんとこれが安心感や元気の源になるんですよね。
折り返してからの距離が短くなるので、気持ち楽なのか…
まぁ走る距離は変わらないと言い聞かせながら結局走るわけでw
もしかしたら、ラン3周回でよくなったんじゃないの?
と絶対有り得ない事を考えながら走る…w
周回コースなので、仲間と励まし合いながら走れるのは良かった!
かなり元気を貰えました!
応援が多いポイントなど把握しつつ、なんとか1周回を・・・
なんとか歩かずに走りきって1周目終了。
達成感より、1周なが!
って感じ!!!
これを4周…後3周もしないといけないのかと思うと、かなりメンタル的に辛かった。
1周は走りきったけど、応援が多いので歩く事ができす、結局12キロくらい走れたかな?
応援で走らされてる感はありましたが、やっぱ応援って大事で嬉しいなぁ!!!
と思いながら…
街中を走ると小さい子供とハイタッチする事が増え、しかもハイタッチをすると子供もめっちゃ喜んでるようで、ほんとテンションがあがりました!!!
子供とハイタッチ…
何回しただろう…
このハイタッチが、
この子供達の声援が、
なにか不思議な力となって、願いを叶えてくれないかなぁ…
なんて考える…
嫁の願いが叶ってほしい!!!!
自分はなんだかんだで、こうして自分勝手に自分中心で自分のしたい事を叶えてる訳で…
しかも嫁の協力ありきで!
嫁に女性として母としての幸せを感じてほしいと願い、色々頑張ったけど、もう諦めるしかない段階に来てしまってのアイアンマンケアンズ・・・・
アイアンマンケアンズを走ってるときにどんな気持ちになるだろうと思いながら過ごしてきたけど、
結局・・・
願いは叶わないかな・・・・
今しんどいけど、このしんどさに耐えるので嫁の願いを叶えてください!!!!
って神頼みする様ななんともいえない気持ちになり、ちょっと泣きながら走ったかな…
ほんとほんとに!!!!
無理とわかってるけど…わかっているけど。
この苦しみを耐えるから!
神様!!!
お願い!!!!
普段は神様なんて信じてないのにね・・・
なんて思って泣いたりしましたが、結局自分の弱さに負けてしんどいしか思わない状態に戻ってしまう訳で…
それはそれでちょっと悲しい現実なのですが、そんな気持ちもあったって事で…w
そんなこんなでここからは歩いて走っての繰り返し…
思ったより走れたと思うけど、しんどいのはしんどい。
身体の痛さも感じる様になったので、そろそろロキソニンの登場かな?
と思いつつ、エイドステーションで飲むのを忘れたりして、15km地点くらいで飲んだかな。
ロキソニンの効き目は流石で、楽に!
気持ち的なところもあるかもしれないけどw
ちょっと脚の攣りそうな感覚を感じ始めたので、深呼吸したり、ちょっと無理してマグネシウムの補給食を多めに摂る様にしたら、マシに!
そういや、バイクでは脚が攣る事なく、しかもランでも攣る感覚がなく、攣るって事を忘れてたくらいでした。
コンディションが良かったのか、今までのトレーニングが良かったのが、ほんと驚きと感謝を感じつつ走る!
走るといっても、歩きを沢山挟みつつw
歩く事を覚えた2周目はしんどさは低減されたけど、時間がかかる感じ。
この頃から、後ろから抜かれる時にTwitterをいつも見てますよ。
と声をかけて頂き、かんばりましょう!と励ましてくれた方がいました!
今回、ちょっと思い切ったデザインで、わかる人にわかるウェアをオーダー作成して着てたんですよね!
記念にもなるだろうし、ちょっとお祭り感覚とモチベーションをあげるためにw
あわよくば、わかる人から声を掛けてもらえたらなぁ・・・
と思っていたので、そんな感じでも嬉しかったですかねw
声を掛けて頂き、応援して頂ける事はやっぱ嬉しいもんですね!!!
応援のないところは歩き、応援が多いところでは余裕な顔して走る!
というこズルい作戦を使いながら、2周終了!
3周に入るすぐのところに、ゴールへといくコースへの分岐点があり、そこに行く人も多くなり、みんな凄いなぁと思いつつ、この調子だと自分もなんとか完走出来ると思いつつ、3周目に。
3周目に入ると、ロキソニンやら色んなものが効き出したのか、走るのが楽でそれなりのペースで継続して走れる不思議な感覚に!
このまま走り切れるんちゃうの!
って勘違いしそうなくらい、テンションも上がり身体も動きました。
しかし、しかし…
調子こいて自分なりに飛ばして走っていると…
25km地点を越えたあたりで、両脚の全体が攣る事態に!!!
歩く事もできなくて、コースから外れて少し止まったり…
そんなんをしてると、走ってる外人のランナーがめっちゃ心配してくれて声をかけてくれた。
自分もしんどいはずなのに、声をかけてくれる優しさに感動!!!
トライアスロンしてる人はみんないい人、アイアンマンにチャレンジする人は、国も関係なくみんな素敵な人だと感じました!!!!
私もそんな1人ですからねw
皆さん忘れないように!
声をかけて頂くも、迷惑をかけるのも申し訳ないのでOK!OK!って事で、先にいってもらったけど、先にいった時の去り際の笑顔は忘れられないですね!
まぁちょっと大袈裟な感じになりましたが、1分くらい立ち止まっていたかな???
少しずつ歩きながら、医学的に根拠があるかどうかわかりませんが、酸素を体内に少しでも取り込む為に深呼吸しながら歩いて、ちょうど近くにあったエイドステーションで冷やしたり補給したりすると、すぐになんとなく走れる様に!
運が良かったのか!
しばらく脚が攣らない様に意識しながら走ってましたが、忘れて走れるくらいに。
そんなこんなしてると辺りは真っ暗。
スタッフにライトを渡されたので、それをアームカバーに入れて走る。
暗い夜道を走る感じで、普段の練習みたいな感覚で暗くなってからは凄く気持ちが楽でした。
気温が下がったのもあるかな???
といいつつもしんどいのはしんどいけど、時々歩いてるのでやっぱ楽なんですよねw
応援があるところ、ないところを計算しながら歩いたり走ったり。
なんだかんだで、走れた3周目を終えていよいよ最後の4周目!
ここまで来ると気持ちがほんと楽に。
しかもフィニッシュラインを横に走る場所があるので、次はそこを通るんだと思うと気が楽になると同時にテンションがあがり、泣きそうな感じになったりと、よくわからない感覚w
いよいよ終わるアイアンマンのウイニングランと思って4周目は走るの事に。
心拍数も安定してあり、そこまでしんどくないし、あえて追い込む必要もなく、ただ応援がある場所とない場所を考えつつ、ずるく走ったり歩いたりするだけw
シャトルバスで一緒になった方と、ほぼずっと一緒で励ましあいながら、最後まで来たって感じで最後に声を掛け合って、お互いゴールを目指す。
暗い道を走る…
時間も時間なので、エイドステーションも撤収みたいな雰囲気の中、どんどんゴールに近づく。
ゴール近くは凄い声援なのは相変わらずで変わらないけど、自分の感じ方が違うのか、凄くテンションが上がる!
自分のためにみんなが応援してくれている様な錯覚w
ゴールに近づくと色んな気持ちが込み上げてくる。
そんな中でも冷静な自分がいて、フィニッシュラインを走ってゴールするところは独り占めしたい!
って事で周りのペースを見ながら、自分1人でフィニッシュラインを占拠できるように計算してゴールを目指して走るw
さらに声援が増えるなが、憧れだったゴールへ向かう分岐点をゴール方向に!!!
そこには、よく見るアイアンマンのゴールが!
計画どおり計算通り、ゴールエリアは自分1人が占拠!!!
みんな自分のゴールを祝福してくれている訳で、かなり興奮!!!
ハイタッチしまくり!!!
コースが微妙に広くて真ん中を走ると両方の手が届かないのがちょっと残念でしたが、ハイタッチしまくりの中、自分の名前がコールされるなかゴール!!!
ついにゴール!!!
ゴールできた達成感と安心感!
今までなんだかんだで頑張ってきた事が報われた様ですごくすごく不思議な気持ちのハイテンションでした。
こうして、アイアンマンの称号を手に入れる事ができました。
ラン ログ
トータルログ
いつもと同じ様なコース動画ですが、公式動画もカッコ良かったので追加!
最後の最後にほんと自分しかわからないかもしれないおまけを追加w