散る桜、残る桜も、散る桜
この言葉は、映画「男たちの大和」で、反町が桜を見ながら、言うセリフであり、なんか心に残っていた。
連休中に、広島の田舎に帰りました。
それは、おじいちゃんが入院したって事で久しぶりに帰りました。
早速、おじいちゃんに会いに、病院に!
100歳近くって事もあり、自分自身では見てられないぐらいの気持ちにとらわれました・・・
今まで、凄く元気なおじいさんだったのに・・・
元気がなくても、僕達に気丈に振舞ってくれるし、声は小さく、方言もきつく何をしゃべってるかわからないけど、必死に話かけてくれました。
長生き出来た秘訣か、なんでも自分でしようとする動作が、遅くて、遅くて、で不器用で・・・でも、そんな姿が泣けてきそうで・・・
心が痛かったけど、病院の独特の臭いが嫌だなぁと、感じてしまう自分もいたりで、複雑な気分・・・
そんな中、窓の外は綺麗な田園風景が広がり、
生きる事・・・・
なんかわからないけど、ジーンと胸にきました。
凄く情けなく、汚く、なにも出来ない自分も感じながら・・・
病院を後にし、同じ歳のおばあちゃんのいる施設に。
施設ってのも、考え深いですが、色々なしがらみがあり、自分にはわからない苦労もあるので、良い悪いはいえないが、自分としては、いい選択でもあると思う。
施設にいると、家にいるよりコミュニケーションは増えるだろうし、楽しみも見つけられるのではと・・・
そのせいか、おばあちゃんは凄く元気でした。
気を使ってくれ、みかんをくれたり・・・
なんか、そんなやさしさが、心にしみます。
で、そこに、おばあちゃんが書いて壁に貼ったであろう、例の言葉がありました。
散る桜、残る桜も、散る桜・・・・
大和の影響もあり、自分はすぐ興味が。
おばあちゃんが書いた・・・・
安易に、会話に出すことが出来ませんでした・・・
が、自分の中で、また、大きな意味を持つ言葉になりました。
帰り、おばあちゃんは、わざわざ見送れるギリギリのところまで来てくれ、
かわいらしく、こっちに手を振ってくれました。
なぜか、わからないけど手を振り返す事ができず、軽く頭を下げただけだった・・・・
二人の健康を祈ると共に、健康の大切さを実感しました。
普通に、食べる事、歩く事、立つ事・・・それが出来ないのに元気で、前向きで優しい・・・
ほんと、自分が情けなくなります。
ろくな親孝行もせず、たぶん、このままこの気持ちも忘れていき、ろくに親孝行もしない自分・・・
せめて、五体満足な自分、健康に今まで育ててくれた周りの方に感謝したいと思う。
人は、死をもってリアルに生を感じるという!
悲しいかな、そうかもしれない・・・
生きる事、今を大事にする事を少し学べたような気がします。
で、久々に遠くに来たので、サイクリング。
色々、思いにふけながらのサイクリング。
田舎っこともあり、アップダウンが激しく、引き返したりもしたw
しんどくて、自分の体力のなさを痛感しましたが、やっぱ田舎はいい!
運動はいい!
今、一瞬だけしか思わないかもしれない・・・けど、、、
生を授かったからには、大事に生きたい!
と、感謝をわすれないようにしたい!