映画

スラムドッグ$ミリオネア

レビューの評価が良かったので、何気なく軽い気持ちで観た映画です。

日本でも一時流行ったクイズミリオネアの映画で、クイズの進行を面白く紹介するだけの映画だろうという、軽い気持ちで観れる映画だと思って観ました。
すごくいい意味で期待を裏切られました。
スタートから予想を裏切るシーンから始まり、最後は色々考えさせられる映画でした。
クイズの進行と共に、回答者の生い立ちに迫る感じです。
過酷な過去を表現・回答者個人の人生についても色々描写されているのですが、社会問題をうまく描写してると思います。
映画なので少し大袈裟に表現されているところもあると思いますが、自分の知らない世の中がまだまだあるんだなぁと実感した映画でした。
ちょっと重い映画かもしれません。軽い気持ちで観るとちょっと違和感を感じるかもしれませんが、内容はドキュメンタリータッチのようで、飽きない展開で、最後までドキドキしながら観ることができました。
感動も少しあり、社会問題に対してもしっかり考えさせられる感じです。
インドが舞台になっているのですが、日本は本当に幸せな国だと感じる事ができ、いろいろ前向きになれる映画です。
人生いろんな事で悩む事があるけど、自分の悩みなんて凄く小さい事で、世の中にはもっと苦しんでいる、悩むことすらできないまま不幸な人や子供がいると思うと、自分の悩みなんかがちっぽけであり情けなくなり、申し訳なく感じたりし、前向きになれる感じです。
映画なので、ちょっと出来過ぎなところもあると思いますが、実際のインド・世界の貧しい状況などをうまくをされていると思います。
幼少期が重要な部分を占める映画ですが、子役の演技も自然で、すごく映画に入り込めました。
インドが舞台になってるのか、最後にインド映画的な要素もあって、お茶目な映画って要素もあったw
あとで知ったのですが、かなりの映画賞をとってる作品なんですね!
2009年にアカデミー賞の作品賞・監督賞・歌曲賞・作曲賞・編集賞・録音賞・撮影賞・脚色賞を受賞してるんですね!
数々の映画賞を、取ってるだけあって、飽きずに観れて考えさせられる映画でした。
2008年
イギリス映画
監督:ダニー・ボイル
脚本:サイモン・ビューフェイ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA