トライアスロン

2023 LAKE BIWA TRIATHLON ボランティアで参加

2023 LAKE BIWA TRIATHLON ボランティアで参加

2023 LAKE BIWA TRIATHLON
ボランティアで参加してみました!

一度はトライアスロンのボランティアをしたいなぁ・・・
って気持ちがあったんですよね。

LAKE BIWA TRIATHLONは景品が凄くいいんですよね!
しかもボランティアなどスタッフにも景品が当たる仕組み!

それと先週が、
長良川ミドルトライアスロン102秋
だったんで、ちょうどいいや!って感じでボランティアで参加する事に。

最初に言っておくと、景品は貰えませんでした・・・
そんな色々と甘くないかw

トライアスロン大会初のボランティアで、
どんな事をするのか?
どんな仕組みなのか?
楽しみでありつつ、ドキドキ!!!!

ボランティアに関する正式な案内が出たのが、大会の4日前ぐらいだったかな。

不安だったけど、選手じゃなくボランティアなのでそこまで心配はなかったんだけど・・・

ビックリしたのは意外と多い資料!!!!

各ポイント毎、個人毎に細かく記載されれいるからなんですよね!

まぁ自分の担当だけ確認すると、程よいボリュームで、わかりやすかったかな。

で、一番のビックリは集合時間が早いこと!

まぁ選手の為の準備をするので当たり前かw

って、事で当日ボランティア受付の4:30目指して会場の専用駐車場に向かう。

ちょっと時間を勘違いしてるのと、早めに行こうとしたので、真夜中の1:00に起きての準備からの出発。

途中から小雨が降り、本降りになったりする中を会場に向かう。

早く着きそうだったので、手前のコンビニで時間をつぶしたりしながら、4:00に駐車場につき、ボランティア受付場所に!

受付は簡単で、選手の様にリストバンドを受けて、荷物を受け取るだけ。

受け取った荷物は、ボランティアスタッフ用のヨットパーカー。

これを着てボランティアスタッフとして認識するのかな。
最初は着てなかったけど、周りをみて急いで着ましたw

それと、弁当的なパンとおにぎり。
とマスク!

その他、水とお茶のペットボトルが1本づつの計2本の飲み物。

ボラインティアガイドでは、たいした水分が配られないので、各自用意するようにって事だったけど、水分は充分だったかな・・・

説明会があるの???
よくわからないまま受付付近で、しばらく待つ事に。

雨が降るなか、近くのトイレの屋根で雨宿りしながら・・・
小雨だったり、降りだしたりと嫌な天気・・・
選手にとっては辛い天気だろうなぁと思いながら、ひたすら待つ。

待てど暮らせど、特になんの招集もない・・・
なんとなく、聞こえてくるのはホテル側にバスが来るのでそれに乗るって事。

今回バイクコースのボランティアだったので、バスには乗るんだろうけど、どうなんだろう???

不安を感じつつ待っていると、ホテルに移動してバスに乗ってください!
との事。

ホテルに向かい、バスを待つことに!

バスを待っていると、いつも練習してる練習仲間と遭遇して、おしゃべり。

そうこうしてると、バスが来て、あれやこれやで乗り込むことに。

乗るとすぐにバスが出発!
こんな感じ???
とちょっと不安になりながらも・・・

自分のボランティアの場所でバスを降りる!

降りると、自分1人だけ!
って感じであれれ???

どうしたらいいの?
こんな感じが当たり前なの???

バイクコースの交通規制がかかる区間なので、規制がかかってる間に見張る?安全確保?
する仕事なので、なんとかなるかなぁと思いながら・・・

時間があったので、近くのボランティアさんのいる場所まで歩いて行って、こんなもんなのか聞いてみることに。

聞いてみると、こんなもんらしい!
そして特に声掛けをする訳でなく、ただそこにいるだけで、なにかあったら、それなりの行動をしたらいいとの事。

意外といい仕事だなぁと思いながら、自分の持ち場に戻ってバイクが来るのを待つ。

スタート時間ちかくになると、交通規制が始まり、コース上には車が一切走らない状態に。

しずかなコースの脇で、バイク競技が始まるのを待つ・・・・

思ったより早く、一番最初のバイクがくる!

その後、続々とバイクがくる!!!

有名な人や、知り合いや練習仲間がバイクで駆け抜けていく!
それにちょっと応援感覚で声を掛けながら、ただ眺めるだけ。
いや、監視するだけ!!!

正直、めっちゃいい場所で観戦してる感じでした。

色んなバイクが走ってるのを近くでみれてほんと良かったです。

特に問題なく順調に進む。

バイクが折り返して反対車線に戻ってくるのですが、反対車線にもバイクがチラホラ走りだす様に!

そこで、事件が!!!

結構な集団の中、橋に向けての上り坂区間でシフトチェンジをしたのか、嫌な音と共に部品が落ちるバイクが!!!!

明らかに部品が落ちたので、危ないので拾わないと!
と思っていると、部品の外れたバイクがあきらかに速度ダウン。

ペダルをそれでもかなりのスピードで空転させながら進んでいるので、もしかして????
大丈夫???
いや、あの空転は明らかにおかしい!!!

とりあえず、バイクが通る隙を狙って部品を拾うと、ビックリ!!!

リアディレイラーのプーリー!!!

これが落ちてるって事は絶対走れないやん!

遠くをみると、集団の中でペダルを空転しながらも必死に脚を回してる女の子が。

明らかにスピードが落ちていて危ない。

他のバイクに避けられながら、ずっと不思議に思いながらそれでもペダルを必死に空転してる・・・

一度バイクを降りて、また乗り出したので、あれ大丈夫?
と思ったら、やっぱり進まないのですぐ降りる。

そしてバイクをその場で見ている。

コース上のど真ん中なのでめっちゃ危ないので、急いで走っていって、とりあえず対向車線にバイクは来る気配がないので、反対車線に移動してもらう。

女の子はかなり動揺してるみたいで、必死にバイクをなんとかしようとバイクをひっくりかえして様子をみている。

なんで?どうして?
みたいにかなり動揺しており、自分が拾った部品のプーリーが外れているので、このまま走るのは難しいのではと話をすると・・・

泣きながら、なんとかならいの!
とお願いされる。

なんとかしてあげたいけど、プーリーが外れており、どうしようもない状態・・・・

このまま走るのは無理だと思うと言うと、お願いするかの様になんとからならいのと泣き、最終的にはその場で泣き崩れてしまった。

どうしようもないよ、仕方ないよ、という事しかできない辛さと、
それ以外にかける言葉が見つからない・・・

学生最後の大会だったのに!
と更に泣き崩れる・・・・

ほんともっと気の利いた言葉をかけてあげたり、なんとかしてあげたかったけどできなかった・・・

悪いけど、運がなかったと諦めるしか・・・みたいな事を言う事しかできなかった。

泣き崩れているので、めっちゃ励ましたりなんとかしてあげたかったけど、なにも出来なかった。

女の子も少し冷静になり、とりあえずスタート地点に戻って諦めるしかない事に気付き、歩きだす・・・

かなり落ち込み、動揺してたのかバイクを置きっぱなしでトボトボ歩きだす。

バイクは、おして運べる状態だったので、おして持って帰らないといけないよと、バイクを渡すと、バイクと一緒にトボトボスタート地点にむけて1人歩いていきました。

なんだったら、バイクぐらいずっと自分がおしてあげて、話を聞いてあげながら戻ってあげたかったけど、自分の仕事っていうか、役目もあるし・・・

ほんと辛い出来事が、一瞬の間に起きた感覚でした。

後で気づいたプーリーの油で汚れた手が、なんか悲しかった・・・

改めてなにも出来ない自分の情けなさ、励ます言葉をかけてあげれなかった無念を感じながら、元の場所でバイクを眺める。

ほんともっと励ませれる声を掛けてあげたかった!
泣けるぐらい必死になれるって相当頑張ったと思うし・・・

今は辛いだろうけど、泣けるほど悔しい思いはきっと後々自分の力になってると思う。

自分も動揺してたのもあり、どんな女の子だったかもハッキリ覚えてないし、ゼッケン番号ぐらいは覚えておけば良かったと後で後悔するも、その後その女の子はどうなったかわからない・・・

今はほんと辛くて仕方ないだろうけど、泣けるぐらいの悔しい思いは、きっときっと後々自分の宝となるでしょう!

今回は残念な結果になったけど、ちゃんと前をむいててほしいなぁと願うばかりです!!!

でも泣けるくらい悔しいって、凄い事やな!!!
自分にはそういうところはあるのか???
なんかちょっと自分が情けなくもなり、あまりなんも考えてない自分が気楽に生きているのが恥ずかしいと思うと同時に、女の子の悔しい気持ちを考えるとなんだか泣きそうになりました。

そこから目の前を駆け抜けるバイクの選手の見方が変わったというか・・・
みんなそれぞれドラマがある中で頑張っているんだと思うと、心から応援する気持ちになれました。

そんな事がありましたが、バイク競技は終了。

で、どうしたらいいの?
って感じになる訳ですが、たぶんバスが来て回収してくれてスタート地点まで運んでくれると思うのですが、歩いてるボランティアの人もいたので自分も歩いてスタート地点に戻る事に。

思ったより長かったんよな・・・
女の子はこの長い道をバイクを押しながら、色々考えながら歩いて戻ったんよな・・・・

俺の事を役立たずのおっさんが!
みたいに思ったりしてるんかな・・・
スタート地点までの長い道が辛かった。

スタート地点に戻ると、ラン競技が始まったばっかりの感じ。

ボランティアの役割分担として、バイクコースの監視の後に第二担当として周回案内となっていたのですが、詳細がマニュアルのどこにも掲載されてなかったんですよね・・・

現地で聞けばなんとかなるかと思っていたけど、説明会やミーティングも一切なかった訳で・・・

とりあえず、本部近くの審判の方に聞くとランコース分岐点付近にいって、そこの審判の人の判断を仰いでくれとの事でした。

ランコースの、周回コースとゴールへの分岐点付近に行き、審判の方に声をかけると、確かにマニュアルに載ってないなぁって事になりましたが、手伝う事があればなんでもしますよ!と言うと、周回の分岐点での案内の補助的な事をする事に。

ランが始まってすぐなので、ゴールに向かう選手がいないので、暇だったり・・・

同じ場所にいるボランティアの方とおしゃべりしたり・・・

おしゃべりをしながら選手が走るコースを見ていると、明らかに足場が悪く危ない場所があることに気付く。

選手に伝えてあげた方がいいよな!
って事で、そこで足元に注意してくださいと声かけをすることに。

これがちょっと難しい・・・
周回コースなので、1回通った人は危ないとわかっているのでわざわざ声を掛ける必要がないのですが、
1回通った人なのか、はじめて通る人なのかわからないんですよね。

となると、必然的にほぼ全ての人に声を掛ける事になる訳で・・・
それはそれでまぁ全然苦にはならないんですが、ずっと
「足元にきをつけてください」と連呼してると、
なんか頭がおかしくなると言うか・・・
口がおかしくなると言うか・・・

言葉としてあってる?
活舌変じゃない?
ちゃんと言えてる?

みたいな変な感覚になるんですよねw

まぁそれは自分の中のしょうもない悩みっていうレベルなんですがww

今大会は、レジェンド選手や有名選手が多数参加しており、飽きない感じ。
しかも友達・知り合い・練習仲間も沢山参加してるので応援もできていい感じ。

SNSで有名な方や、SNSで一方的にこちらが知ってる人がいたりで、名前を呼んで応援したりしましたが、向こうからしたら、なんだ?って感じだったかもw

トライアスロン芸人の安田大サーカスの団長も参加されていて、ついつい馴れ馴れしく団長!団長!と呼びながら応援してたんですが、最後の方はちょっとした会話もしたりで、すこし通じ合えた感じがしましたw

アイアンマンケアンズで一緒だった大学生もいてて、一生懸命応援したんだけど、気づいてくれたかな???
きっと気付いてくれてたと信じてます!!!w

ランが中盤になるにつれて、周回を周ってる人が増えるので、足元の注意するよりか応援してる感じに。

そして、ゴールする選手が増えるのもあって、段々ランナーが減ってくる・・・
そうなると、応援にも熱が入る!!!

なんだろうね・・・
自分と似た境遇っていうの・・・
ちょっとポッチャリしてる人を見ると、変に親近感が沸いて、応援にも力が入っちゃいましたwww

最後の方になると、苦しそうなランナーが残る・・・
苦しそうな中なのに、最終ラップでなく、後2周あるんです!と言って走りだす!!!

その姿をみると、ほんともっと自分も色々と頑張らないと!と思いました。

タイムが速いとかじゃないよな!
どんだけ自分の限界にチャレンジできたか!だと、心から思った。

自分は自分に甘いちゃんなので、情けなく感じつつ、自分の物差しで泣けるぐらい頑張りたいなぁと思った!!!!

最後の最後になると、ほんと自分の限界にチャレンジするかの様に歩く人だけに!
それがやけにかっこいいですよね!

それと義足などの方。

ほんと応援に包まれて、その中を走りぬける選手には感動しました。

普段レースに参加していたら、自分だけ終わったら帰るので、こんな体験もできなかったですし、こんなドラマがあるなんて知らないままでした。

最後の女性の方は、明らかに病気でやせ細った方でした。
マイペースで頑張って走ってるというか歩いてるというか・・・・

言い方が悪いかもしれないですが、どうみても苦しそうで辛そうなんですよね。

でも、それでも、周回を自ら決めて進んで行くんですよね!

その先へ自分を突き動かす意志っていうか力ってなんなんだろうね!
ほんと凄い!
ほんと心から応援する気持ちになる。

最後の最後、時間内に完走できないので、途中で折り返して制限時間ギリギリにゴールをするとの事で、また走り出す姿には、ほんと考えさせられるものがありました!

そして最後の最後に、みんな揃ってのゴール!!!

遠くから眺めてる感じでしたが、ほんと泣きそうでした。

その選手に、いろんな選手や応援の方が集まってる!
人に感動や勇気を与えてる姿!
自分はもっとしんどいはずなのに、人に感動を与えてるんですよね!!!

ほんと、ほんとドラマチックで泣けました。

ゴール後、その女の人がわざわざ駆け寄ってくれて、ありがとうって手を握ってくれました。

レース中は応援してたけど、険しい顔をされてる様に見えていて、逆に俺みたいな人間に情けで応援なんかしてほしくないねんとか思われてるんじゃないかと思いながらも、自然と力を入れて応援してた訳で・・・

ゴールした最後の最後に、手を握ってありがとう!って言われた時は、ほんとにほんとに安心したというか、泣きそうでした。

今でも思い出すと泣けそうです・・・泣いちゃってますw

と言う訳で、興味本位的な感じでしたボランティアですが、ほんとに良かったです!

ボランティアしてる方が、逆に与えられてるとはまさにこの事で、心が綺麗になった一日でした。

これからも色んな大会に出るかもしれないけど、もっともっと感謝できるだろし、見方も変わると思います。

ボランティア、ほんとお薦めです!
泳いだり、走ったりしないでいいって事で気もめっちゃ楽ですしね!!!!www

最後に、
LAKE BIWA TRIATHLONはホント地元に密着したり、選手の事を考えてる凄くいい大会だと思います。

もっともっといい大会になって、来年だけとは言わずずっと続けばいいと思います!!!

主催者の田中社長・・・
素敵な方なんですよね。
朝の待ち時間の時に、こんな自分ともめっちゃ気さくに話してくださるんですよね。

それと、今回多く参加していたトライアスロンのレジェンド選手と現役選手。
応援すると、絶対答えてくれたりして、逆に元気を貰いました。

最後にわざわざボランティアの方にお礼もしてくれた選手もいたり。

有名選手とかなりおしゃべりも出来ましたし、有名選手と距離の近い素敵な大会です。

次回も必ず参加したいですね!
ボランティア?選手?w

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA